第 2 課 / 全 9 課

八種類の駒とその動き

将棋の駒は八種類で、ほとんどが一マスずつしか動きません。序盤が静かで終盤が激しいのはそのためです。駒の足が短いので、一枚ずつ相手の玉のほうへ歩かせる必要があります。


盤で試す

すでに知っている駒

飛車(飛)は縦横に走り、角(角)は斜めに走ります。チェスのルークとビショップと同じです。初形で遠くまで利くのはこの二枚だけで、最も価値の高い駒でもあります。

玉(玉・王)は八方向に一マス動きます。将棋にキャスリングはありません。玉の安全は、何手もかけて金銀を玉のそばへ寄せ、囲いを組むことで作ります。

金銀と桂香

金(金)は後ろの斜め二方向を除く六方向に一マス。銀(銀)は前に一マスと斜め四方向に一マスで、横と真後ろには動けません。この違いが、銀を攻めの駒に、金を守りの駒にしています。

香(香)は真っすぐ前に好きなだけ走り、決して戻りません。桂(桂)は前へ二マス、横へ一マス跳ぶ唯一の飛び越せる駒で、これも戻れません。歩(歩)は前に一マス進み、取るのも前です。斜めには取りません。

八種類を丸暗記しないで覚える

八つを一度に覚えようとせず、規則性を見てください。飛車と角以外はすべて一マスずつ。玉以外はほとんど真後ろに動けません。本当に変わっているのは三つだけです。銀、桂、香。

そして成ると、銀・桂・香・歩はすべて金と同じ動きになります。金をよく覚えることは将棋の半分を覚えることです。ほとんどの駒が最後にそこへ行き着くからです。